■ メインフレーム系初心者用トレーニング
メインフレームを初めて経験する方のための練習問題です。
やってみたい方だけ勝手に実施してください。
以下の問題のJCLを作成してみてください。何度実行しても同じ結果が得られるようにJCLを組み立ててください。
- Training1 [STEP1] 以下の2つのファイルを同時にアロケートしてください。
[STEP2] STEP1のファイル1にICEGENERを使って以下の内容を追記してください。
[ファイル1] [ファイル2] ファイル編成:固定長 ファイル編成:可変長 レコード長:80バイト レコード長:80バイト カタログ:カタログする カタログ:カタログしない
※ヒント アロケートにはIEFBR14を使用してください。
[STEP3] STEP1のファイル2にDFSORTを使って以下の内容を追記してください。
1234567890 ABCDEFGHIJ
※ヒント 入力はSYSUT1 DD *で指定します。
[STEP4]DFSORTを使ってSTEP2の出力ファイルを以下の条件で並べ替えてください。
1234567890 ABCDEFGHIJ
※ヒント 入力は80バイトの固定長で、出力が可変長なので、DFSORTのパラメータにはFTOVを指定する必要があります。
[STEP5]DFSORTを使ってSTEP3の出力ファイルを以下の条件で並べ替えてください。
ソートキー:1桁目から4桁目 並び順:EBCDICコードの昇順 出力ファイル:一時ファイル
※ヒント 一時ファイルとは、&&をつけたファイルです。
[STEP6]SuperCを使ってSTEP4とのSTEP5出力ファイルをコンペアしてください。
ソートキー:1桁目から4桁目 並び順:EBCDICコードの昇順 出力ファイル:一時ファイル
※ヒント SuperCとは、TSOの=3.12の画面で呼ばれるプログラムです。サンプルはこちら。[STEP7]STEP6のリターンコードはRC=01となります。その理由を考えてください。
[ 回答例 ]
Training1の回答例はこちらです。
- Training2 [STEP1] DFSORTを使って以下のコントロールカードを条件に従ってデータセットに出力してください。
[コントロールカード][STEP2]IDCAMSを使ってSTEP1の出力ファイル1の16進DUMPを出力してください。
123456789012345678901234567890 09876543210987654321ABCDEFGHIJ
[出力ファイル1]
条件 :21桁目から10桁が数字のレコードのみ出力 ファイル編成 :固定長 レコード長 :80バイト カタログ :カタログしない 出力レイアウト 1~6バイト:入力レコードの1~10バイトをパックにして格納
7~16バイト:入力レコードの11~20バイトをパックにして格納
17~26バイト:入力レコードの21~30バイトをそのまま格納
27~80バイト:NULL(16進数の'00'で埋める)
[出力ファイル2]
条件 :21桁目から10桁が数字以外のレコードを出力 ファイル編成 :固定長 レコード長 :80バイト カタログ :カタログしない 出力レイアウト 1~6バイト:入力レコードの1~10バイトをパックにして格納
7~16バイト:入力レコードの11~20バイトをパックにして格納
17~26バイト:入力レコードの21~30バイトをそのまま格納
27~80バイト:NULL(16進数の'00'で埋める)
※ヒント キャラクターをパックにするには、DFSORTのOUTREC機能のTO=PDの指定をします。
※ヒント IDCAMSのPRINT機能を使用します。[STEP3]IDCAMSを使ってSTEP1の出力ファイル2の16進DUMPを出力してください。
※ヒント IDCAMSのPRINT機能を使用します。[STEP4]STEP1の出力ファイル1・2を同時にカタログしてください。
※ヒント カタログにはIEFBR14を使用します。[STEP4]IDCAMSを使ってSTEP1の出力ファイル1・2を削除してください。
※ヒント IDCAMSのDELETE機能を使用します。
[ 回答例 ]
Training2の回答例はこちらです。
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