【MVS略語集】 |
略語 | 正式名称 日本語 |
簡単な説明 |
VBS | Variable Blocked Spanned 可変ブロック・スパン |
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VIO | Virtual Input/Output 仮想入出力 |
仮想入出力記憶グループはデータ・セットをDASDボリュームの活動をシミュレートするページング装置に割り振る記憶グループのタイプ。VIO記憶グループは実際のDASDボリュームを含まない。 |
VRS | Vital record specification 重要レコード指定 |
災害時リカバリーおよび重要レコードのためのデータセットおよびボリュームの保存と移動を 管理するために定義した方針。RACFはこの定義も参照してセキュリティチェックをします。 |
VSAM | Virtual Storage Access Method 仮想記憶アクセス万式 |
仮想記憶システムを有効に使った、DASD上のファイルを扱うアクセス方式。データ・キーやレコード番号による乱順処理や順次処理ができる。
データセット編成としては、ESDS(Entry Sequenced Data Set/入力順データセット=順編成ファイルに相当)、 KSDS(Key Sequenced Data Set/キー順データセット=索引編成ファイルに相当)、 RRDS(Relative Record Data Set/相対レコードデータセット=直接編成ファイルに相当)、 LDS(Linear Data Set/線型データセット)がある。 ※ちなみに、IMS/DBやDB2の実体はVSAMでできています(←ESDSです)。 |
VSAM RLS | VSAM Record-Level Sharing VSAMレコードレベル共有 |
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VSE/SP | Virtual Storage Extended/System Package | 中型機種用のオペレーティング・システム。最大128メガバイトまでの仮想アドレス空間を幾つかの区画に区切って、各区画でプログラムを並行処理させる事ができる。 |
VTAM | Virtual Telecommunication Access Method | SNAネットワーク環境で、コミュニケーションとデータの流れを管理する通信制御のソフトウェア。 <以下、Wikipediaより> VTAMはOS/390から、the SNA Services feature of Communications Serverとリネームされた。Communications Serverは、 このパッケージが持つ他の機能と同様に、TCP/IPをサポートする。 |
VTOC | Volume Table Of Contents ボリューム目録 |
DASDボリューム内にある、そのボリュームに存在する全てのファイルに関する情報。 |
VTS | Virtual Tape Server | テープロボットのことです。IBMのTotalStorageエンタープライズ・テープ・ライブラリーの製品で、1つのOSに64台まで仮想ドライブを設定できます。 |
VVCR | VSAM Volume Control Record | |
VVDS | VSAM Volume Data Set VSAMボリューム・データ・セット |
与えられたDASDボリュームにあるVSAMおよびシステムが管理するデータ・セットの特性を記述するデータ・セット。統合カタログ機能カタログの部分。 |
VVR | VSAM Volume Record VSAMボリューム・レコード |
VVDS内のVSAM論理レコード。 |