【MVS略語集】




略語 正式名称
日本語
簡単な説明
JCL Job Control Language
ジョブ制御言語
ジョブの実行を計算機に指示するために記述する言語。
参考→Wikipedia
JECL Job Entry Control Language
ジョブ入力制御言語
1つのジョブでステートメントを表現するよう設計された問題指向の言語。 これによりそのオペレーティング・システムのジョブ入力サブシステムに対する要件を記述する。
JES
ジョブ入力サブシステム
Job Entry Subsystem システム内にジョブを受け取り、 そのジョブによって作成される出力データを処理するシステム。ジョブのスケジューリングも行う。JES2とJES3の製品がある。
JES2 Job Entry Subsystem 2 MVSにおいて、ジョブの入力(ジョブ制御言語とカード・データをシステムに投入すること)や出力(ジョブの処理結果を穿孔、印刷出力すること)とスプーリングを行うOSの機能。
2つ以上のプロセッサーをもつ導入システムにおいて、 各プロセッサーのJES2サブシステムは、ジョブ入力、スケジューリング、および出力処理を独立して制御する。
JES3 Job Entry Subsystem 3 MVSのJESのひとつ。チャネル間アダプターで結合きれた複数の計算機をあたかも1台の計算機のように総合的に管理する機能を持つ。
複数プロセッサーをもつ導入システムにおいて、1つのプロセッサーのJES3サブシステムは、 他のプロセッサーへの集中制御を実行し、共通ジョブ待ち行列をとおしてジョブを配布する。
JFCB Job File Control Block
ジョブ・ファイル制御ブロック
 
JFCBE Job File Control Block Extension
ジョブ・ファイル制御ブロック拡張
 
JIX Job Queue Index
ジョブ待ち行列索引
 
JMR Job Management Record
ジョブ管理レコード
 
JOE Job Output Element
ジョブ出力要素
出力プロセッサーの作業単位を記述し、 待ち行列に入れるためにその作業単位を表す情報。
JQE Job Queue Element
ジョブ待ち行列要素
待ち行列に入っている要素。
JSPA Job Separator Page data Area
ジョブ分離ページ・データ域
データセット用のジョブ・レベルを含むデータ域。 この情報は、ジョブ見出し、ジョブ・トレーラーまたはデータ・セット見出しページを 生成するために使用される。JSPAは、導入システム定義のJES2出口ルーチンで使用され、 現在JES2区切りページ出口ルーチンにある情報を重複することができる。



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