■ JES2制御ステートメント |
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JES2制御ステートメントは、JCLの入力ストリームを介して、
JES2コマンドを入力するために使用します。
JES2制御ステートメントをコーディングする際の規則は、JCLステートメントの場合と同じ
ですが、下記の追加点があります。
- 1桁目と2桁目には、必ず/*の文字を入れます。
- JES2ステートメントには注釈をコーディングできません。注釈が必要な場合は、JCL
の注釈ステートメントを使用します。
- 1つのステートメントで同じパラメーターを何回か指定した場合、JES2は最後の
パラメーターの値を使用します。
複数のJES2制御ステートメントをコーディングした場合、JES2は以下のように動作するの
で注意してください。
- 複数のステートメント上に同じパラメーターがある場合、JES2は最後のステートメント
に指定してある値を使用します。
- 複数のステートメントに異なるパラメーターが入っている場合、JES2はすべての
パラメーターを結合して使用します。
EX | | |
//aaa JOB | | |
/*JOBPARM SYSAFF=ccc | | ←特定のシステムで実行する場合 |
/*ROUTE PRINT xxx | | ←プリントデータセットのルーティング指定 |
原典:日本アイ・ビー・エム株式会社
GC28-1757-00
OS/390 MVS JCL Reference
(一部改変)
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