■ 磁気テープをイニシャライズするサンプル
▲その1(IBM標準ラベル)※この例でイニシャライズした磁気テープは、DCB=LABEL=(,SL)と指定します。
//STEP1 EXEC PGM=IEHINITT //SYSPRINT DD SYSOUT=* //LABEL DD DCB=DEN=2,UNIT=(tape,1,DEFER) //SYSIN DD * LABEL INITT SER=001234,NUMBTAPE=3 /*
※この例は001234~001236までの3巻をイニシャライズします
※DEFERは、ボリュームをデータセットがオープンするまで装着しないように要求する指定です。
▲その2(ISO/ANSI第1版またはISO/ANSI/FIPS第3版のラベル)※この例でイニシャライズした磁気テープは、DCB=LABEL=(,AL)と指定します。
//STEP1 EXEC PGM=IEHINITT //SYSPRINT DD SYSOUT=* //ASCIILAB DD DCB=DEN=2,UNIT=(tape,1,DEFER) //SYSIN DD * ASCIILAB INITT SER=001001,LABTYPE=AL /*
<磁気テープの磁気密度>
磁気テープ・データ・セットの書込みに使用する磁気密度を、 ビット/インチの単位で指定します。
DEN 7トラック・テープ 9トラック・テープ 1 556 - 2 800 800(NRZI) 3 - 1600(PE) 4 - 6250(GCR)
NRZI :非ゼロ復帰反転記録方式 PE :位相コード化記録方式 GCR :グループ・コード化記録方式
※IEHINTTではNLテープのイニシャライズはできません。