■ カタログのコピー例 |
 |
//STEP1 | EXEC | PGM=IDCAMS | |
//SYSPRINT | DD | SYSOUT=* | |
//SYSIN | DD | * | |
| DEF USERCATALOG - |
| | (NAME(COPYUCAT) - |
| | ICFCATALOG - |
| | MASTERPW(UCATMPW) - |
| | UPDATEPW(UCATUPW) - |
| | FOR(365) - |
| | CYLINDERS(20 10) - |
| | VOLUME(338000) ) |
/* | | | | |
//STEP2 | EXEC | PGM=IDCAMS | |
//SYSPRINT | DD | SYSOUT=* | |
//SYSIN | DD | * | |
| REPRO NOMERGECAT - |
| | INDATASET(MYCAT) - |
| | OUTDATASET(COPYUCAT/UCATMPW) |
| EXPORT - |
| | MYCAT - |
| | DISCONNECT |
/* | | | | |
//STEP3 | EXEC | PGM=IDCAMS | |
//STEPCAT | DD | DSNAME=COPYUCAT,DISP=OLD | |
//SYSPRINT | DD | SYSOUT=* | |
//SYSIN | DD | * | |
| LISTCAT NAMES |
/* | | | | |
//STEP4 | EXEC | PGM=IDCAMS | |
//SYSPRINT | DD | SYSOUT=* | |
//SYSIN | DD | * | |
| DEF ALIAS - |
| | (NAME(MYCAT) - |
| | RELATE(COPYUCAT) ) |
/* | | | | |
<STEP1>
ユーザー・カタログCOPYUCATをボリューム338000にDEFINE USERCATALOGコマンド
を使って定義します。このパラメーターは次の通りです。
- NAME は、新しいカタログの名前 COPYUCAT を指定します。
- ICFCATALOG は、COPYUCAT のカタログ形式を指定します。
- MASTERPWとUPDATEPWは、カタログのマスターおよび更新パスワードを指定します。
- FORは、カタログを 365 日間保存することを指定します。
- CYLINDERSは、カタログ自体が最初に20シリンダーを占有することを指定します。カタ
ログのデータ構成要素が拡張されたとき、カタログは 10 シリンダーの増分で拡張されます。
- VOLUMEは、カタログがボリューム338000に常駐することを指定します。
<STEP2>
REPRO NOMERGECATコマンドは、MYCATの内容をCOPYUCATにコピーします。アクセス方式サービス
は、個々のカタログをキー順データ・セットとして扱い、個々のレコードをコピーします。
MYCATを統合カタログ機能カタログとして記述するMYCATの最初の3レコードは、
COPYUCATにコピーされません。MYCATからCOPYUCATへの項目のコピーは、レコード4
から (すなわち、COPYUCAT の 3個の自己記述レコードの後から) 開始されます。
REPROコマンドのパラメーターは、次の通りです。
- INDATASET は、ソース・データMYCATを識別します。MYCATは、マスター・カタログにカタログされています。
- OUTDATASETは、受け取り先のデータ・セットCOPYUCATを識別します。
COPYUCAT は、マスター・カタログにカタログされています。
EXPORTコマンドは、MYCATのユーザー・カタログ結合子をマスター・カタログから除去します。
MYCATのカタログされたオブジェクトは、システムで使用不能になります。
(STEP4 は、MYCATをCOPYUCAT に関連付ける別名項目を構築します。
これによってカタログされたオブジェクトがシステムで再度使用可能になります。)
<STEP3>
LISTCATコマンドは、新しいカタログCOPYUCATにある個々の項目の名前をリストし
ます。STEPCAT DD ステートメントは、リストするカタログを識別します。
LISTCATは、カタログをオープンしたときに、カタログが空であるジョブ・ステップは稼動す
ることはできません。LISTCAT がカタログの内容を正しく反映するように、LISTCAT は別のジ
ョブ・ステップで稼動しました。
<STEP4>
クセス方式サービスが、MYCAT 項目を COPYUCAT に関連付ける別名項目を構築しま
す。
原典:日本アイ・ビー・エム株式会社
SC26-4906-02
DFSMS/MVS Version 1 Release 3
Access Method Services
for the Integrated Catalog Facility
(一部改変)
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