■  [TSO] 探索ユーティリティーのキーワード


「データ・セット中のデータ文字列の探索」画面ではサーチする文字列にキーワードを付ける ことにより探索範囲を限定することができます。

PREFIX ストリングの先頭にブランク・スペースなどの非英数字文字が存在することを示します。 このキーワードは、SUFFIXまたはWORDなどが指定されている行と同じ行には使用できません。 たとえば、次のように指定します。

    ==> AAA  PREFIX
  ==> AAA  SUFFIX

  しかし、次のようには指定できません。

    ==> AAA  PREFIX  SUFFIX

SUFFIX ストリングの末尾に非英数字が続くことを示します。 このキーワードは、PREFIXまたはWORDが指定されている行と同じ行には使用できません。

WORD ストリングの前後に非英数字文字が存在することを示します。 このキーワードは、PREFIX または SUFFIX が指定されている行と同じ行には使用できません。

C 継続です。直前の行の継続を示します。継続行は追加ストリングを生成しますが、 これらのストリングはすべて入力データ・セットの同じ行に含まれていなければなりません。

  また、C キーワードは他のいずれかのキーワードと同じ行に入力するこ とができます。以下の例では、IFがELSEと同じ行に存在する場合だけ、 ELSEとIFを検出するように指示しています。

    ==> ELSE  WORD
  ==> IF  WORD C


EX)

                         SEARCH-FOR ユーティリティー                           
 コマンド  ===>

 探索ストリング    ABC

 ISPF ライブラリー:
  プロジェクト  . . TEST
  グループ  . . . . MYLIB   . . .          . . .          . . .
  タイプ  . . . . . SRC
  メンバー  . . . .           ( メンバー選択リストはブランクまたはパターン、
                                すべてのメンバーは  "*" )
 その他の区分または順次データ・セット:
  データ・セット名 . .
  ボリューム番号 . . .           ( カタログされていない場合 )

 リスト DS . . . . . . 
 DS パスワード . . . .           ( パスワードで保護されている場合 ) 

 選択には、 "/" を入力します        モード                出力モード 
 /  追加探索ストリングの指定       2 1.  前景           1  1.  ビュー
 _ 混合モード                       2.  バッチ            2.  表示
 _ 選択リストのバイパス


 

           ENTER KEY

                          SEARCH-FOR ユーティリティー                        
                        SEARCH-FOR ストリング
  コマンド  ===>

            1 つ以上の   探索ストリング   を以下に指定します。  

   ==> ABC WORD
   ==> ABC PREFIX
   ==> ABC SUFFIX
   ==>
   ==>
   ==>
   ==>
   ==>
   ==>
   ==>
            ENTER  を押し、探索か  END  コマンドを開始して終了。

 

           ENTER KEY


SEARCH             TEST.MYLIB.SRC                            行  00001 / 00075
 コマンド  ===>                                          スクロール  ===> CSR 
 END  コマンドを入力して選択処理を行うか、  CANCEL  コマンドを入力してメ      
 ンバー・リストをそのままにしてください。                                     
                                                                              
                                                                              
   名前     PROMPT          SIZE    作成済み          変更済み           ID   
. \MYMEM01                    71   2002/11/29   2002/11/29 22:44:50    USER001
. \MYMEM02                    71   2002/11/29   2002/11/29 22:45:23    USER001
. AAAAAAA                    108   2002/11/29   2002/11/29 13:57:51    USER014
. BBBBBBB                    108   2002/11/29   2002/11/29 13:58:45    USER014
. CCCCCCC                    139   2002/11/29   2002/11/29 12:13:28    USER023
. DDDDDDD                     11   2002/11/29   2002/11/29 19:48:24    USER124
. EEEEEEE                     11   2002/11/30   2002/11/30 20:34:06    USER125
. FFFFFFF                      9   2002/11/30   2002/11/30 20:34:59    USER125
. GGGGGGG                     20   2002/11/29   2002/11/29 12:14:39    USER002
. HHHHHHH                     24   2002/11/29   2002/11/29 16:20:11    USER002
. IIIIIII                     50   2002/11/29   2002/11/29 15:28:00    USER003
. JJJJJJJ                     28   2002/11/29   2002/11/29 15:26:46    USER004

 
※選択対象のメンバーの右欄にを入力します。
   全メンバーを選択するには、コマンド欄にS *と入力します。

           PF3 KEY

              SEARCH-FOR ユーティリティー - バッチ・ジョブの投入
  コマンド  ===>

 ENTER  を押して、実行依頼を継続する。

  選択には、 "/" を入力します                  出力タイプの生成 :
 /   ユーザー投入前の JCL の編集              1 1.  SYSOUT クラス
                                                2.  データ・セット名
                                                3.  //OUTDD DD
  SYSOUT クラス  . . . X

  データ・セット名 . .

  //OUTDD DD . . . . .
  // . . . . . . . . .
                       リスト出力の LRECL は 133 です。

  ジョブ・ステートメント情報 :( 必須 - JOB 制御ステートメント実行/検査)
 ===> //MYJOB JOB CLASS=A,MSGCLASS=A
 ===>
 ===>
 ===>

 
※「ユーザー投入前の JCL の編集」欄にを入力し実行JCLの編集画面を 表示させます。

           ENTER KEY

EDIT       SYS02336.T112403.RA000.USER001.R0102091          欄 . : 00001 00072
 コマンド  ===>                                          スクロール  ===> CSR
****** ***************************** データの始め *****************************
000001 //MYJOB JOB CLASS=A,MSGCLASS=A
000002 //SEARCH  EXEC PGM=ISRSUPC,                                           *
000003 //            PARM=(SRCHCMP,
000004 //            'ANYC')
000005 //NEWDD  DD DSN=TEST.MYLIB.SRC,
000006 //          DISP=SHR
000007 //OUTDD  DD SYSOUT=(X)
000008 //SYSIN  DD *
000009 PROCESS LITNM=ISRSLJPN DTBLNM=ISR3278K
'''''' CMPCOLM 1:72                              ←サーチ対象カラムを指定します(手入力)
000010 SRCHFOR  'ABC',W
000011 SRCHFOR  'ABC',P
000012 SRCHFOR  'ABC',S
000013 SELECT \MYMEM01,\MYMEM02,AAAAAAA,BBBBBBB,CCCCCCC,DDDDDDD
000014 /*                                                                      
****** **************************** データの終り   ****************************

 
※出来上がったJCLをSUBMITするとサーチのJOBが動きます。


BEFORE PAGE

TOP PAGE