■ IBMレコードの形式

◆ レコードの形式

レコードの形式には下記の3種類があります。

  1. 固定長レコード(fixed length record)

    ファイルを構成する各論理レコードの長さが一定である。物理レコードの長さも 一定であり、非ブロック化の形式でもブロック化の形式でも記録できる。

  2. 可変長レコード(variable length record)

    ファイルを構成する各レコードの長さはまちまちである。一般に論理レコードは いくつかのデータ項目を含んでいる。そのうちある論理レコードでは必要である が他の論理レコードでは不必要なデータ項目がある場合がある。そのような時 は可変長レコードとして記録する。

  3. 不定長レコード(undefined length record)

    論理レコードの長さがまちまちである点は可変長レコードと似ているがレコード の長さに関する情報を持っていない点が異なる。この形式ではレコードのブロック 化はできない。




◆ FBとVBのポジション



◆ JCLのDCB

DDパラメータのRECFMに指定することができるのは 下記の通りです。
赤字はよく使う指定です)

※省略時は、Uです。

◆ JCLのDSORG

DDパラメータのDSORG(データセット編成)に指定する(あまり指定しませんが)ことができるのは下記の通りです。