■ JES3制御ステートメント
JES3制御ステートメントは、JCLの入力ストリームを介して、 JES3コマンドを入力するために使用します。
カタログ式またはストリーム内プロシージャーには、JES3 制御ステートメントを入れないで ください。JES3は、プロシージャー内のJES3制御ステートメントを無視します。
JES3制御ステートメントをコーディングする際の規則は、JCLステートメントの場合と同じ ですが、下記の追加点があります。
- 1桁目と2桁目に/*が入る2つのJES3制御ステートメントを除いて、各ステートメントの 1桁目から3桁目には、//*の文字を入れます。
(/*ではじまるのは、/*SIGNOFNと/*SIGNOFFです)
- 3桁目と4桁目は、ブランクにしないでください。
- JES3制御ステートメントに注釈を入れる場合、制御ステートメントの後にブランクを 指定し、72桁より前で注釈を終わらせます。
EX //aaa JOB //*MAIN LINES=(nnnn,c) このジョブのSYSOUTデータ・セットから印刷するデータの 最大行数と、最大値を超えた場合にとるべき処置を指定します。
Cはジョブの取消要求です。
原典:日本アイ・ビー・エム株式会社
GC28-1757-00
OS/390 MVS JCL Reference
(一部改変)